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七種 一月七日

七日は人日の節句。
七草粥を食べます。

「正月七日を人日となす。七種の菜を以て、羹をつくる」(『荊楚歳時記』) 

邪気をのぞき、万病にかからず健やかにこの一年過ごせますように。

春の七草は、七種 一月七日_c0320316_00325062.png
・芹(せり)
・薺(なずな)
・御形(ごぎょう)
・繁縷(はこべら)
・仏の座(ほとけのざ)
・菘(すずな)
・蘿蔔(すずしろ)
の七種の若菜。



実際の植物の名前でいえば、
セリ、
ナズナ、
ハハコグサ、
ハコベ、
タビラコ、
カブ、
ダイコン
の七種








♪七種を刻むときの囃子歌 
「七種なずな、唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に、七種なずな」
これを七度ずつ七回繰り返し、計四十九度歌ってまな板の上で大きな音を立てて刻む習慣がありました



〈七草粥の作り方〉
今年は一人分のお粥だったので、3分の1カップのお米に4〜5人前分の七種セットを使ったので、
青々しいお粥ができました。
一人分なら、鍋焼きうどんに使うくらいの土鍋でちょうどよく炊けます。

七種 一月七日_c0320316_01253287.png1.お米をといで、お米の七倍分の水につけて1時間ほどおく
2.塩を一人分小さじ3分の1見当で入れ、土鍋の蓋をしたまま強火にかける
3.沸騰してきたら弱火にして、蓋をずらす
4.分量にも寄りますが、1人分なら20分くらい、3人分、お米一合分なら40分くらいでいい感じのお粥になります。
  このあいだかき混ぜない。混ぜると糊のようになってしまう
5.火からおろす寸前に刻んだ七種を入れて、ひと混ぜして火を止め、蓋をして5分ほど蒸らす
      *七草粥に合う薬味・・・お茶漬け用の非れ、白煎り胡麻、もみ海苔
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by happyfrosty | 2014-01-11 01:31 | 歳時記ぐらし
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