先週の水曜日、六月に出る絵本の色校正を見に、
F音館書店へ行きました。
いい色に出していただいて、めでたく責了したその帰り。 うきうきした気分も手伝って、 地下鉄駅に向かう途中で桃と菜の花の花束を買いました。 これから電車で帰るのに。 自宅の駅で降りると、 駅の中にあるお花屋さんに、 今度はポピーの花束を発見。 桃の花も雛祭りを過ぎるとあっという間に花屋さんから姿を消してしまいますが、 ヒナゲシもまたこの春先の一瞬しか店先に見られません。 今日を逃したら今年はもうポピーを買えないかも。 というわけで、 巨大な枝もの(桃ね)を持ったまま、 ポピーを買いに店内へ突入。 そのままでいいからね、と支払いを済ませてポピーの花束を受け取ると、 「そちらにはいりますか?」 桃の花の入った大袋を見ながら尋ねてくれたやさしい店員さん。 「よそで買った花なんて持ってきちゃってごめんなさいね」 思わず言うと、店員さんは二人そろってニコニコ見送ってくれました。 家に帰るとさっそくポピーを挿して、朝練用のスケッチブックに連日記録。 ポピーのいいところは、必ずつぼみが見事に全部開くこと。 ひげ面ケバケバのつぼみから、紙よりも薄い花びらの愛らしい花が咲くそのギャップ。 花色も、白、黄色、橙、濃朱、赤、と暖色の取り合わせが完璧です。 買ってから四日目までのスケッチ。 翌朝になると、開いた花がだいぶ増えていました さらに翌朝、 つぼみをひとつ残してすべて開花 四日目の朝は、もう咲ききっています まん中のめしべがおもしろい 下の部分は、つぼみと同じケバケバちゃん 元気に咲いてくれてありがとう。 この春のポピーもすばらしかったね。
by happyfrosty
| 2014-03-02 17:34
| 歳時記ぐらし
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