《二十四節気ごよみ》四月五日〜十九日 清明

清明 せいめい

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春分から十五日たち、
春も本格的になりました。
草木が芽吹き、花が咲き、万物が活き活きと成長する時季です。
清明は「清浄明潔」を略したもの。
寒いあいだ縮こまって息をひそめていたすべてのものが、
再び命を吹き込まれ、のびのびとし始めた様子。
人々の表情も、春爛漫のこの空気に幸せそうです。





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「清明」  杜牧

清明時節雨紛粉   清明の時節 雨粉粉

路上行人欲断魂   路上の行人魂を断たんと欲す

貸問酒家何処有   貸問す 酒家何れの処にか有る

牧童遥指杏花村   牧童遥かに指さす杏花の村


晩唐第一の詩人、杜牧の作。
杏の花咲く丘が連なる、広々とした田園が思い浮かびます。
清明のころはたしかに雨の日が多い。
杏花雨、華雨、春霖に菜種梅雨。
春凛とは、細かく烟るように降る、春の長雨のことをいいます。

春のうらうら感を、このおっとりした漢詩でさらに実感したいと思い、記しました。


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by happyfrosty | 2014-04-12 16:46 | 二十四節気こよみ
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