《七十二候こよみ》七十一候 一月二十五日〜二十九日 大寒・次候

沢水腹堅(さわみずこおりつめる)

結氷した沢に、寒中をあらためて感じるころ。
凍った透明感に身が引き締まります。
植物はロゼットを作って、じっと冬越し。
それでも、日の出の時間はずいぶん早くなりました。
日によっては春を感じさせるほど気温があがることも。

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 一月二十五日  初天神 亀戸天神うそ替え  ひのえさる  旧暦十二月廿五日 赤口
   二十六日  道元禅師降誕会       ひのととり       廿六日 先勝
   二十七日  大雄山道了尊大祭      つちのえいぬ      廿七日 友引
   二十八日  初不動           つちのとゐ       廿八日 先負
   二十九日  一粒万倍日         かのえね        廿九日 仏滅

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# by happyfrosty | 2014-01-25 21:02 | 七十二候こよみ

H&H&H 暦めぐり 「 其の壱」準備スタート

「H&H&H 暦めぐり 2014 其の壱」は、2月1日(土)、2日(日)。
いよいよ来週末に迫って、準備が進んでいるところです。
春迎えとなる第一回目のこの会が、
ゆっくり作品を鑑賞し、またお買い物を楽しんでいただける機会になりましたら。
少しでも多くのお客様をお迎えしたいと思っています。

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シルバーアクセサリーを制作、販売するH&Hの二人と、もう一人のH(平野恵理子)の三人で、
2014年の一年間、季節ごとの作品発表とご挨拶をしていきます。

H&Hはシルバーアクセサリーを、
わたくし平野恵理子は短冊作品を中心に、
小さな掛け軸や額装作品も出品する予定です。

今すでに会場となるH&Hのスタジオには、小正月の「繭玉飾り」を始め、
数点の短冊作品を掛けていただいています。
今年最初に制作した、自信作です。

ほかには、この冬に制作した「五段富士」(売約済み)、「雪だるま」、
2012年、柴田悦子画廊での個展《冬支度》で発表した「香道具」など。

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*写真はすべてH&Hさんからお借りしました。

さらに、初日には新作が何点か並びます。
目下製作しているの短冊も加えようと奮闘中。

当日はお客様に、温かい甘酒を用意してお待ちしています。
皆さまに楽しんでいただこうと、
三人でほかにもアイデアを出し合っておりますので、
ぜひお出かけくださいませ。


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このイベントでは、当ブログ「歳時記@くらし」のために描いた原画も、即売する予定です。
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©eriko hirano

たとえば、こういうイラストレーションです。
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それでは、当日会場でお目にかかれることを、楽しみにしていますね。

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日時 2014年2月1日(土)、2日(日)
   12:00〜17:00
会場 H&H collection
   東京都目黒区自由が丘1−21−7 
   Garden View自由が丘202
  
*さらに詳しい情報は、H&H COLLECTION
 ご覧いただけたましたらと存じます。
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# by happyfrosty | 2014-01-24 21:26 | 「H&H&H暦めぐり」

読初め 一月


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年が明けてから読んだ本を、あらためてみました。
今年の読初めもまた、いつものように内容バラバラ。




















・今年こそ絵をたくさん描こうと、殊勝にも気持ちを新たにしているので、美術関係の本が何冊か。
『岡田美術館名品撰』(岡田美術館)
『ブルーノ・タウト 1880−1938』マンフレッド・シュバイデル セゾン美術館(トレヴィル)
『リュック・タイマンス シュヴァルツハイデの向こう』菅原教夫 (ワコウ・ワークス・オブ・アート)
『黄金比』スコット・オルセン著 藤田優里子訳(創元社)

・お正月らしく、
『田辺聖子の小倉百人一首』田辺聖子(角川文庫)
『ふるさとの生活』宮本常一(講談社学術文庫)

・大瀧さん、今までたくさんありがとう。ご冥福をお祈りして、再読パラリ。
『All about Niagara』大瀧詠一(八曜社)
『文藝別冊 大瀧詠一〈大瀧詠一と大滝詠一のソロ活動40年史〉』(河出書房新社)

・有吉佐和子、芝木好子の二人の作品を徹底的に読んでいた頃、
芝木の『青磁砧』とごっちゃになったまま、ずっと再読したいと思っていたこのタイトル。
書店の文庫平積みで発見、即買い。
『青い壷』有吉佐和子(文春文庫)

・原稿の資料用に、
『ちいさいおうち』バージニア・リー・バートン文と絵 石井桃子訳 (岩波書店)
『岩波の子どもの本 ちいさいおうち』バージニア・リー・バートン文・絵 石井桃子訳(岩波書店)
『ヴァージニア・リー・バートン 『ちいさいおうち』の作者の素顔』バーバラ・エルマン 宮城正枝訳(岩波書店)
『ページをめくる指』金井美恵子(河出書房新社)

・暮れから寝る前に読み続けている、
『劉生日記』岸田劉生(岩波文庫)
絵にしたけれど、暮れから読んでるんじゃこの一冊は読初めにならないかな。

でも、とてもとてもおもしろく、目下お布団の中の幸せ。

劉生の家族を大切にする様子、買い物好きの様子、
人付き合いもよく、人生を謳歌している様子が伝わってくる。
でも劉生は癇癪持ち。
すぐに妻を叱ったり、怒ったりしている。
そのくせあとで「かわいそうなことをした」なんて思っている。勝手。

何作にもわたる麗子像、静物画などを描いているときで、
その制作の進み具合を記している。
具体的にどの作品かがわかって、大変興味深い。

・もう一冊、イギリスから届くのを待っている本があって、とても楽しみ。
『Emma Kunz. Leven.Welk』Emma Kunz

今年の読書目標は、
『天皇の世紀』大佛次郎(文春文庫1〜12)読了。
はて、なせる哉。



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# by happyfrosty | 2014-01-20 21:16 | 歳時記ぐらし

廿日正月 一月二十日

一月二十日も、お正月のひとつの節目です。
お正月気分はだいぶ薄れてきましたが、この日でお雑煮もひと区切り。
おせち料理に使った鰤はもう骨だけになって、
この骨でだしをとって雑煮を料理したから「骨正月」ともいうそうです。

もうひとつ、二十日(はつか)に引っ掛けて「初顔(はつがお)」を祝うとも。
この日女性は、鏡台にお供えした鏡餅を開いてお祝いしたのだとか。
そうだ、仕事机と鏡台にお供えした一寸の鏡餅はまだ割っただけでのこっています。
それをかき餅に揚げて、お祝いすることにいたしましょう。

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サクサクでいい塩梅に揚がりました。
輪島漆器会館で求めた浅鉢に、雪月花のお懐紙をしいて。

神棚にちょっとだけ上げて、あとはおやつにいただきました。

これは、東京は青山の和菓子舗「紅屋」さんの鏡餅。
別のお店の三寸のお餅とは違って、いっさいカビがでず、
十一日にもハラハラと楽に開くことができました。
しかも美味。
よし、今年の暮れに用意するお供え餅は、すべて紅屋さんにお願いすることにしましょう。


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# by happyfrosty | 2014-01-20 20:07 | 歳時記ぐらし

《七十二候こよみ》七十候 一月二十日〜二十四日 大寒・初候

款冬華(ふきのはなさく)

寒さだってなんのその。
雪の下から、明るい緑色の蕗がつぼみを出します。
おお、よくがんばったのぉ。
真新しいその芽吹きの姿に、
春が近づいていることを感じます。
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一月二十日   大寒 二十日正月   かのとう  旧暦十二月二十日  先勝
  二十一日  初大師        みづのえたつ     二十一日 友引
  二十二日  天一天上       みづのとみ      二十二日 先負
  二十三日             きのえうま      二十三日 仏滅
  二十四日  初地蔵        きのとひつじ     二十四日 大安 下弦

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# by happyfrosty | 2014-01-20 19:20 | 七十二候こよみ

《二十四節気こよみ》一月二十日〜二十四日 大寒

大寒 だいかん

寒にはいって十六日目、寒さもピークを打つ節気です。
冬、仲冬、晩冬、三冬最後の節気ということは、
二十四節気最後の節気でもあります。
この十五日を乗り越えれば、次ぎにくるのはいよいよ立春。
暦の上とはいえ、春がやってきます。
朝晩の冷えはこたえますが、空気が澄んで、美しい空に見とれます。
雪や氷の中にも、春の芽吹きがそろそろ。
寒稽古が各地で盛んに催されています。
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# by happyfrosty | 2014-01-20 18:44 | 二十四節気こよみ

小正月 一月十五日

今日、一月十五日は小正月。
小豆粥を食べて、繭玉飾りをします。

人日に七草粥を食べて、小正月に小豆粥を食べないことを「片粥」といって嫌うそう。
やはり片粥はいかんか。
で、今朝作りました。小豆粥。


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小豆が好きなので、お米3分の1カップ、小豆も同量にして炊きました。
小豆は少し早めにやわらかく煮ておいて、お粥のできあがり寸前くらいに合体させます。
塩は小さじ3分の1くらい。
お腹いっぱい。
今日はとても寒かったので、暖まりました。


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小正月は旧暦では正月望の日で、この日を本当の年始めとするとらえ方もあったようです。
農事に関係の深い祝い行事と数々の年占いがあって、掘り下げていくと、小正月は複雑な行事です。


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ただ、我が家では、小豆粥と繭玉飾り。
小正月の飾りは、一月いっぱい家の中に飾る習慣で、
これを大正月の「松の内」に対して、
小正月では「花の内」と呼ぶそう。
すてき。







削り花という美しい小正月の飾りもあるのですが、これにはまだ挑戦したことがありません。
まっすぐな木の枝の皮を剥き、削りかけにしたもので、様々な形があります。
てっぺんに大きな花をひとつ咲かせたもの、枝の途中に三段、五段、十二段と花を咲かせたものなどなど。
使う木は、ヌルデ、ニワトコ、胡桃、柳、松など。
来年はやってみようかな。


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# by happyfrosty | 2014-01-15 19:36 | 歳時記ぐらし

《七十二候こよみ》六十九候 一月十五日〜十九日 小寒・末候

雉始

(きじはじめてなく)

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雄の雉が、鳴き始めます。
まだ冬枯れの山に響く雉の声。
ケンケンと、甲高く、力強く。
一生懸命さが伝わってきて、どこかかわいらしさが。


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一月十五日 小正月 小豆粥   ひのえいぬ  旧暦十二月十五日 友引
  十六日 薮入り 閻魔参り  ひのとゐ        十六日 先負 ○望
  十七日 土用 一粒万倍日  つちのえね       十七日 仏滅
  十八日 初観音       つちのとうし      十八日 大安
  十九日           かのえとら       十九日 赤口

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# by happyfrosty | 2014-01-15 19:14 | 七十二候こよみ

どんど焼き 一月十四日

どんど焼きは、お正月の松飾りや注連縄、書き初めなどを焚き上げる火祭り。
ところによってトンド、どんどん焼き、左義長、さいと焼きなど呼び方はさまざま。
日取りも、十四日にするところが多いけれど、十三日、あるいは小正月の十五日にするところもあるそう。

わたしは十二日の日曜日、こどもの国へ行って、お飾りや書き初めを焚いてもらいました。

中央広場に作られたやぐらはけっこう立派なもので、高さ五メートルくらい。
ここにたくさんの人がお正月飾りを持ってきて、お炊き上げをしてもらいました。

年男、年女による松明リレーのあと、やぐらに火がつけられると、みるみる炎が燃え広がりました。
やぐらが炎で倒れたのはほんの三、四分後のこと。
あっという間の出来事です。

炎がいちばん大きなときは、七、八メートルは離れているのに顔がテリテリに熱いほど。


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どんど焼きの火は神聖視されてきました。
たとえば・・・
・書き初めの燃えさしが空高くあがるほど、手があがる
・この火に当たると老人も若返る
・この火で焼いた団子を食べると一年病気をしない
・燃えさしの木片を、家の周りに挿して虫除けにする
・燃えさしの木片をとっておいて田植えの火の燃料にする
などなど。

やぐらの中心の柱が倒れる方角で、一年間の豊凶を占ったりもしたそう。
こどもの国のやぐらの中心にあった青竹が倒れたのは北西だったかな。
さて、これをどう判断すればいいのでしょう。
 
ともあれ、なかなか盛り上がったこどもの国のどんど焼きでした。


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# by happyfrosty | 2014-01-15 18:30 | 歳時記ぐらし

鏡開き 一月十一日

今日は、お供え餅をおろしてきて、鏡開きです。

まず、三寸のお餅を割ってみました。
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この家に越して初めてのお正月だったので、
いつものようにしていた鏡餅が少し黴びていました。
ショック。
黴びないように、上と下のお餅の間に米粒をおいていたのに、
その米粒ごとほんのり黴。
前の家よりも、温かい場所にお供えしていたこともあったのかな。
お餅を割ってから、黴びているところを皮引きで取ったりしていたら、
一時間かかっちゃった。
でも、なんだか始めると止まらなくなる作業でした。
手で割るのは、手袋をしてやればよかった。
そう思っていたのに、作業をしながらも
「手が痛いなあ、手袋をした方がいいなあ」
と思いながら、作業を止めることができず、最後まで。
夜になった今でもまだちょっと手が、指先が痛い。
来年の宿題ね。

朝ごはんは鏡開きをしたお餅でお雑煮を。
走水昆布と鰹節でだしをとり、かまぼこ、
小松菜、牛蒡、小蕪、人参を具にして。

続いてお汁粉を。

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・お汁粉の作り方(三杯分)
1.小豆150グラムをしばらく水に浸けて、火にかける
2.沸騰したら、一度ざるにあげ、もう一度水に入れて火にかける
3.湧いてきたら、弱火にして落とし蓋をして、
      小豆がやわらかくなるまでゆっくり煮る
4.小豆がやわらかくなったら、
      お砂糖を大さじ10杯を三回くらいに分けて入れる
5.塩をひとつまみ入れて、出来上がり
6.割ったお餅を焼いて、お椀に盛った小豆にのせる
  鏡開きのお餅は、火が通りにくいので、
      じっくりよくよく焼く.
  普段切り餅を焼くときは、
     オーブントースターで5、6分でできるけれど、
  鏡開きのお餅は、ホイルに包んで15分、
      ホイルをあけてさらに5分焼いてちょうどくらい. 
      サクサクに焼ける

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一寸のお供え餅は二つあるので、
こちらはよく乾いているから、
揚げて塩味のかき餅にしようっと。
 







鏡餅も無事終わりました。
お疲れさまでした。

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# by happyfrosty | 2014-01-11 23:55 | 歳時記ぐらし