節分


今日は節分。
明日の立春を迎える前の、大きな節目です。
豆撒きで鬼遣らいをして汚れを祓い、
新しい春を気持ちよく迎えられるように準備をしましょう。


c0320316_00143671.png〈やいかがし〉
朝は「やいかがし」を玄関に付けました。
ヒイラギは、若い葉のある枝を。
イワシは、愛知県産の丸干し。
今年のやいかがしもいい出来です。
これで鬼も退散するでしょう。


*「やいかがし」とは、
  イワシを「焼いて」、
  煙を「かがせる」から。
  イワシの煙が怖いなんて、 
  かわいい鬼だな。








〈豆撒き〉
豆撒きの豆は、例年どおり穴八幡参道の出店で買って来ました。
お福さんの箕付きです。
この箕には、豆撒きが終わったら、
「始終ご縁(しじゅうごえん)」がありますように、
と四十五円入れて玄関に置いておくと、お守りになるそうです。
おもしろいね。
毎年このお豆を買うたびに、お店のお母さんが教えてくれるの。
せっかくなので、その教えを守って今年は玄関に箕をぶら下げましょうか。
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やいかがしに続いて晩に豆撒きをすれば、
遠くの方まで鬼は逃げていくかな。


〈福枡〉
今年は一合の福枡を新調しました。
恵比寿大黒の両神様も一緒に。
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〈豆撒きと雷除け〉
豆撒きは、「鬼は外、福は内」と大声で言いながら。
まず表玄関から始めて、家のすべての出入り口、部屋に撒きます。
家の内外が豆だらけ。

今年食べるお豆の数は、53個。ずいぶん多くなったもんだ。
雷除けには24個包もうかな。


〈落花生を撒く?〉
昨日、「H&H&H暦めぐり」に来て下さったお客様から、おもしろいことを教わりました。
東北と北海道では、豆撒きに使うお豆は、大豆ではなくて落花生なのだとか。
殻付きで撒くから、撒いたあとも集めて食べられるそう。
ちょうどわたくしが着ていた着物に使っていたのは、
豆撒きの鬼の帯留め、根付けは象牙の落花生で、
節分ストーリーそのものなのでした。
節分に落花生とは全く知らなかったので、偶然。
ちょうどその話になったときに居合わせたお客様が、
「そう、うちでも落花生を撒いていた!」
こうおっしゃったのは、石巻ご出身のお客様。
もうお一人は、お母様が宮城のご出身で、
「うちは大豆だった」
宮城県でもだいぶ南寄りの地域なので、
「東北度が薄いのでは」という話で落着しました。


〈一陽来復〉
そしてそうして、豆撒きが終わったら、
夜中の12時に大イベント。
「一陽来復」の護符を恵方の壁に貼り付けます。
この墨文字が力強くて、ご利益ありそうで大好き。
しかも「金銀融通の御守」ってところがいいわ。ウシシ。
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〈御守の秘密・・・
穴八幡の近所で育った知人は、
罰当たりなことにこどもの頃、
このお守りを剥いて、中身を知ったとか。
わたくしもそいつに教えられて、今は中に何がはいっているか知ってしまいました。
銀杏ですって。
お守りを剥くなんてできないので、確認してはいないけれど。










〈今年の恵方〉
今年の恵方は「寅卯」。東北東の見当に向けるのね。
説明によると、
「申酉の方角の柱か壁の高いところに御守りを貼る」そうです。
御守と一緒にくれる説明用紙に書いてあるの。
12時までにしっかりつくように、今から台紙に糊付します。
「御守の裏にのりをつけてはがれないようしっかりと貼って下さい」
わかりました。
がんばります。
毎年のことながら、ちょっと緊張。


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二年間服喪中だったので、二年ぶりの一陽来復御守。
さあ、春迎えの準備を万端整えることにしましょう。


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by happyfrosty | 2014-02-03 19:27 | 歳時記ぐらし
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